大儀見 不発に号泣「無力感と悔しさで動けなかった…」

[ 2016年3月5日 05:30 ]

中国に敗れ涙を流す大儀見(左)と宮間

リオ五輪アジア最終予選 日本1―2中国

(3月4日 金鳥ス)
 なでしこジャパンのFW大儀見は試合終了の笛を聞くとピッチに立ち尽くした。

 主将の宮間に肩を抱きかかえられ、やっとピッチを下がった。メーンスタンドに頭を下げること10秒。「自分たちの実力を見せつけられた無力感と悔しさで、10秒ぐらい動けなかった。私自身はこの試合に負けたらどうなるか理解していたが、全ての選手が理解していたかと言えばそうではない。ピッチに立つ以前のところで負けていた」

 引退した澤さんの背番号10を引き継いだが、重圧に苦しんだ。0―1の後半12分に右足でミドルシュートを放ったが、ボールは枠の右外。後半24分には左クロスに反応し、ゴール前に飛び込んだが届かなかった。

 「真剣勝負の場で実力を出せないことが実力。(チームとして)経験に頼っている部分があった。現状維持は退化と同じ。それでは周りに追い越される」。4大会連続の五輪が絶望的となり、背中を丸めた背番号10が小さく見えた。

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