【J1記者推し】大宮・岩上祐三 勝ちに飢える背番「10」

[ 2016年2月17日 12:00 ]

J2松本から加入した大宮MF岩上

 2年ぶりにJ1に復帰した大宮にとっては大きな新戦力だ。カルリーニョスが抜けたボランチの穴を埋めるのがJ2松本から加入した岩上。豊富な運動量と献身的な守備、そして精度の高いセットプレーでのキックと背番号10を与えられたことからも、期待の大きさをうかがわせる。13日のプレシーズンマッチJ2山形戦でも横山とダブルボランチで先発し、存在感を示した。

 「10番は他の番号とは違う責任がある。勝ちに飢えているし、チームで一番ハードワークし、走って泥くさく、勝利に貢献したい」

 松本時代はトップ下だったが、大宮ではボランチ。前線には家長、ムルジャら得点力のある選手がいるだけに、岩上がボールを奪い、前線にパスを出せば点につながる。

 「バランスを取って後ろでボールを奪い、前に預けたい。そして失点をゼロに抑えて、しっかりシャットダウンしたい」と攻守に意欲を見せる。

 東海大4年時は右サイドバック。トップ下も中盤のサイドもボランチもどこでもこなす。「本職はどこかと聞かれるのが一番困る。与えられた所でベストを尽くす。サイドバックをやれと言われてもすぐに切り替えられる。監督がユーティリティーに使ってもらえれば」。実際、甲府との練習試合では右サイドバックもこなした。

 「役割が違っても、走らなきゃいけない。チームの助けになって勝つということを突き詰めていきたい」

 FK、CKに加えて飛距離30メートル以上のロングスローも大きな武器だ。

 「投げろと言われれば投げます。今年は勝負の年。より上を目指して、勝ち点48をベースにもっと上まで目指したい。このチームで勝ってサポーターと喜び合いたい」

 J1復帰イヤーの大宮を支える選手になる。

 ◆岩上 祐三(いわかみ・ゆうぞう)1989年(平元)7月28日、茨城県古河市出身の26歳。前橋商から東海大へ進学。4年時に湘南の特別強化指定選手として登録され、12年に湘南入りし、13年途中からJ2松本に移籍して14年のJ1昇格に貢献した。今季から大宮に加入。1メートル70、69キロ。利き足は右。

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