Ｊ３富山　３６歳ＤＦ池端、３３歳ＭＦ大西と契約更新せず

　Ｊ３富山は２１日、契約満了に伴い、ＤＦ池端陽介（３６）、ＭＦ大西容平（３３）両選手と来季の契約を更新しないと発表した。

　静岡県出身の池端は清水商（現清水桜が丘）高時代に同期のＭＦ小野伸二（Ｊ２札幌）、ＭＦ平川忠亮（浦和）とともに活躍し、１９９８年に広島入り。その後、Ｖ川崎（現Ｊ２東京Ｖ）、大分、甲府でもプレーし、１１年に当時Ｊ２だった富山入りしていた。リーグ戦の通算成績はＪ１が３０試合０得点、Ｊ２が３０９試合７得点、今季はＪ３リーグ戦で７試合０得点だった。

　岡山県出身の大西は東福岡高、阪南大を経て０５年に当時Ｊ２だった甲府入り。１１年から富山へ移籍していた。リーグ戦の通算成績はＪ１が３４試合０得点、Ｊ２が２４２試合１９得点、今季はＪ３リーグ戦で１９試合１得点だった。

　両選手はクラブを通じ、以下の通りコメントを発表している。

　▼池端　５年間本当にありがとうございました。Ｊ１、Ｊ２昇格という目標を達成できずにチームを離れることとなりましたが、後は残る選手たちに託したいと思います。カターレ富山が１日でも早くＪ１の舞台まで昇格できるよう、サポーターの皆様、富山県民の皆様、これからもカターレ富山をよろしくお願いします。

　▼大西　まず初めにこの場を借りて、私をカターレ富山に誘って頂いた前強化部長の竹林さん、ありがとうございました。また、フロント、現場スタッフ、スポンサー様、いつも温かいご声援をくださったサポーターの皆様、そして何よりもこの５年間共に戦ってきた選手の皆さん、本当にありがとうございました。カターレ富山がＪ２に復帰し、その先にあるＪ１の舞台で活躍することを信じて応援しています。これからもカターレ富山へのご支援、ご声援をよろしくお願いします。５年間ありがとうございました。