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エリア外の失点リーグ最悪も…松本 最終戦で今季の集大成見せる

[ 2015年11月21日 05:30 ]

ランニングではできる限り先頭を走る松本DF飯田(右端)

 松本は20日、かりがねサッカー場で非公開練習を行い、22日の横浜との今季最終戦に向けて調整を行った。反町康治監督(51)は「集大成。やってきたことを90分表現したい」とし、キャプテンマークを巻くDF飯田真輝(30)は「自分たちが積み上げてきたものを発揮したい」と、意気込みを語った。

 敵のミドルシュートを防ぎ、締めくくりにふさわしい試合にする。ペナルティーエリア外からの失点はリーグワーストの13(データスタジアム調べ)で、指揮官が第2ステージに入り、「もうミドルからの失点はなしだ」と練習中に選手に呼び掛けるなど、対策に注力してきた。対する横浜はセットプレーを除いたペナルティーエリア外からのゴールが13で、リーグ最多。対策の成果を測るにはもってこいの相手で、飯田は「こだわっているところ。(ミドル対策の)フォーメーションも組んでいる。やられてしまってはいけない」と、語気を強めた。

 最終節が行われるアウェーの地に、6000人を超える山雅サポーターが駆けつけるのはほぼ確実。反町監督は練習前に組んだ円陣で、「(降格が決まった)こんな状態にもかかわらず応援に来てくれることは、本当にありがたいこと。その思いに応えよう」と呼びかけた。強豪クラブに今季の全てをぶつける。

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2015年11月21日のニュース