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長谷川監督、歓喜の退席処分…劇的V弾の米倉「気持ちで押し込んだ」

[ 2015年9月16日 21:28 ]

<G大阪・全北現代>後半ロスタイム、米倉(中央)は勝ち越しゴールを決め、イレブンから祝福を受ける

ACL準々決勝第2戦 G大阪3―2全北

(9月16日 万博)
 G大阪が劇的なロスタイム弾で韓国Kリーグ王者の全北を撃破。優勝した2008年以来7年ぶりの4強入りを決め、Jリーグ勢“最後の砦”を守った。

 アウェーゴール規定により、引き分けでは敗退が決まる1戦。点の取り合いの末、2―2で迎えた後半48分、勝利を引き寄せたのは途中出場の2人だった。DF金正也(27)のスルーパスに鋭く反応した日本代表DF米倉恒貴(27)が相手DFを引きずりながらペナルティーエリアに進入し、左足でシュート。劇的な決勝弾がゴールネットに吸い込まれると、ピッチの中もベンチもスタンドもまさにお祭り騒ぎ。長谷川健太監督(49)が喜びのあまりピッチに足を踏み入れて退席処分を受けるというおまけまでつく大興奮の幕切れとなった。

 殊勲弾を決めた米倉は「本当に攻めるしかなかったし、最後まで気持ちで押し込んだ。最後、失点してからMFになるように監督に言われたので、そこでしっかりゴールを狙おうと考えていた。結果が出て良かったです」と興奮気味。後半42分に2―2と追いつかれ万事休したと思われてから6分後のロスタイムに生まれた劇弾に「絶対に準決勝に進むっていう気持ちを、外で見てても中でやってても感じた。それが結果につながった。勝つことがすべてだった。最高です」と胸を張った。

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2015年9月16日のニュース