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東京V・井林、念願フィギュア手に夢見心地「初めは弱々しかった金木君が…」

[ 2015年9月16日 14:00 ]

フィギュアを手に笑顔を見せる井林

 J2東京Vで主将を務めるDF井林章(25)が13日に行われたJ2第31節・群馬戦(正田スタ)で今季2点目を決めたことを受け、フィギュアパートナー契約を結ぶ「壽屋」から希望するフィギュアの贈呈を受けた。

 井林は自他ともに認める無類のアニメ好き。昨年6月にホームタウンの立川市に本社を構えるフィギュアメーカー「壽屋」とフィギュアパートナー契約を結び、井林が公式戦でゴールすると同社から井林が希望するフィギュアをプレゼントされるという特典を得ていた。

 契約締結後のゴールは通算3点目で、今回、井林が希望したのは石田スイのデビュー作「東京喰種トーキョーグール」の主人公、金木研。井林は昨年7月13日の天皇杯2回戦・北九州戦(味フィ西)でゴールを決めた際には「とらドラ!」に登場する「逢坂大河」、今年3月21日のJ2第3節・水戸戦(味スタ)で今季リーグ戦初ゴールを決めた際には「狼と香辛料」の「ホロ」のフィギュアをそれぞれ贈呈されているが、3体目にして初めて男性キャラのフィギュアとなった。

 井林は「東京喰種は激しい描写が多いですが、バトルシーンなどでのリアルな描写などが好きですね。初めは弱々しかった金木君がだんだん強くなっていくのが、ちょっとカッコ良いなと思ってます。自分も高校とか大学の時に試合に出られないことがあったりしたので、金木君が成長していくところを、自分と照らし合わせて見ちゃうところがありますね」と主人公に自分を重ねて夢見心地。贈呈式を行った壽屋は「これからもどんどんフィギュアを用意しますので、どんどんゴールを量産して下さい」とメッセージを寄せた。

 昨季は年間20位でJ3降格危機に直面した東京Vだが、今季は井林主将のリーダーシップもあってか、現在リーグ戦4位と大躍進。J1昇格プレーオフ出場圏内(3~6位)はもちろん、自動昇格となる2位・磐田にも勝ち点5差につけており、8年ぶりのJ1昇格に向け、井林のゴール量産にも期待がかかるところだ。

 

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2015年9月16日のニュース