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お帰り、西川!強烈FK止め、完封勝利に貢献…浦和が暫定4位に

[ 2015年9月11日 22:04 ]

<浦和・柏>試合後、笑顔を見せながら恒例のパフォーマンスを見せる(左から)西川、武藤、高木、槙野、森脇、梅崎
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J1第2S第10節第1日 浦和1―0柏

(9月11日 埼玉)
 サッカー日本代表の18年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のため中断していたJ1第2ステージが11日、再開。埼玉スタジアムで第10節の1試合が行われ、浦和がFW高木俊幸(24)の移籍後初得点となる今季初ゴールで柏に1―0で勝ち、勝ち点を17に伸ばして暫定4位に浮上した。

 第1ステージを無敗のまま制した浦和だが、第2ステージは試合前まで9位に低迷。8月29日の前節・横浜戦を0―4で落とした後、中3日で行われた9月2日のナビスコ杯準々決勝第1戦でも0―5で惨敗するという屈辱も味わった。同6日の第2戦では3―0で新潟を下したが、大差をひっくり返すことはできず準々決勝で敗退。W杯予選に参加していた日本代表GK西川もチームに戻り、迎えた1戦は第1ステージ覇者としてこれ以上みっともない姿をさらすわけにはいかなかった。

 選手の気迫が出た試合は前半から主導権を握り、関根や興梠、宇賀神、柏木らが次々と決定的なシュートを放つも、相手GK菅野の再三の好セーブで前半を0―0のまま折り返し。後半43分、高木の移籍後初ゴールでようやく1点をもぎ取ると、西川も好セーブで無失点に貢献した。

 「前半からいいサッカーができていた。自分たちが絶対点を取るんだと後ろでしっかり守ることができた。皆の頑張りがあったからこそ勝ち切れたゲームだと思う」と白い歯を見せた西川。後半27分にはMFクリスティアーノの強烈なFKを止め、「第1ステージで決められた経験を生かした。守れて良かった」と振り返ると、「これからまた強いレッズを見せ続けたい」と胸を張った。

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