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福岡、磐田撃破で3差肉薄!V弾の鈴木惇「この試合に懸けてた」

[ 2015年8月15日 21:49 ]

J2第29節 福岡2―0磐田

(8月15日 レベスタ)
 福岡が磐田に2―0で完勝し、5戦連続負けなしとした。順位は前節の5位から変わらなかったものの、自動昇格圏となる2位・磐田との勝ち点はわずか3差。J1昇格争いへ完全に加わった。

 後半13分、MF鈴木惇(26)が得意の左足で先制点。同40分にはFW坂田大輔(32)が決定的な追加点を決めた。

 鈴木は「きょうは勝ち点3だけを狙っていたので、それが達成できて良かった。この試合に懸けていた」と努めて冷静に話そうとするも興奮は隠せなかった。昨季までのプロ7年間で合計8得点(J1が1点、J2が7点)。だが、このゴールが早くも今季7点目で、チーム最多得点に並んだ。2年間プレーした東京Vから、下部組織で育った“故郷”に3年ぶりに復帰し、4月には結婚。すべてが上向いた。

 井原正巳監督(47)は「ジュビロに少しでも勝ち点で迫るため大事な試合だった。選手が90分間集中力をもって、いい形で勝利できた」と笑顔。「少しでも上を目指して努力したい」と5年ぶりのJ1復帰を見据えた。

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2015年8月15日のニュース