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バルサ、スーパー杯4失点惨敗!守備崩壊で6冠遠のく

[ 2015年8月15日 11:13 ]

<スペイン・スーパー杯第1戦>ビルバオに4失点で惨敗し、落胆するバルセロナのFWメッシ(AP)

スペイン・スーパー杯第1戦 ビルバオ4―0バルセロナ

(8月14日 ビルバオ)
 スペイン・スーパー杯第1戦が14日に行われ、リーグと国王杯覇者バルセロナはアウェーで国王杯準優勝アスレティック・ビルバオに0―4で敗れた。バルセロナは11日欧州スーパー杯に続く4失点で守備が崩壊し、09年以来2度目の6冠達成が厳しくなった。

 イニエスタ、ラキティッチ、ブスケッツの主力中盤をベンチに置いたバルセロナは、ボールこそ支配するも、好機をつかめない。逆にビルバオの激しいプレスに苦しむと、前半14分GKテア・シュテーゲンのクリアを奪ったDFホセに、ハーフウェーライン際からテア・シュテーゲンの頭上を越えるロングシュートを決められて失点。

 1点を追うバルセロナは後半5分FWペドロのシュートがバーに阻まれ、同6分にはFWメッシのシュートがGKにセーブされると、逆に同8分左クロスからFWアドゥリスに頭で決められてリードを広げられる。

 さらに、同17分にもアドゥリスにシュートを叩き込まれると、同23分DFアウベスのファールから献上したPKをアドゥリスに決められて、その後は1点も奪えないまま4失点で惨敗した。

 バルセロナは17日ホームで行われる第2戦で、5点以上が必要となり、09年以来2度目の6冠達成が厳しい状況になった。それでも、ルイス・エンリケ監督は「これを逆転できるチームがあるなら、それはバルサだ」とタイトル獲得に意欲を示した。

 ビルバオのFWアドゥリスは、05年ビジャレアルに所属していた元ウルグアイ代表FWフォルラン以来となる、バルサ戦でのハットトリックを達成した。

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