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FC東京 太田9月W杯予選ピンチ 右大腿二頭筋肉離れ3~4週間 

[ 2015年8月15日 08:50 ]

FC東京で日本代表DF太田は、右大腿二頭筋肉離れで3~4週間戦列を離れる

 FC東京の日本代表DF太田宏介(28)が右大腿二頭筋長頭肉離れで約3~4週間、戦列を離れることになった。7月19日の山形戦で負傷し、続く25日の鹿島戦を欠場。同29日の仙台戦で復帰し、代表では東アジア杯の韓国戦(5日)でフル出場したが、状態が思わしくないとして帰国翌日の11日に検査を受けていた。

 太田はこの日、前日に続いてスパイクを履いて軽いランニングを行ったが、Jリーグでは16日のG大阪戦をはじめ3試合の欠場が濃厚。日本代表でも9月のW杯アジア2次予選2試合(3日=カンボジア戦、8日=アフガニスタン戦)の出場は厳しい状況だ。

 日本代表の左サイドバックは長年、インテル・ミラノの長友が務めてきたが、長友もケガで6月16日のW杯2次予選シンガポール戦を欠場。移籍の可能性がある現在は十分な出場機会を確保できていない。それだけにハリルホジッチ監督も正確な左足のクロスを持つ太田に大きな期待を寄せていた。指揮官は東アジア杯ではG大阪の藤春、米倉らもテスト。欧州組では酒井高(ハンブルガーSV)が控えるが、左サイドバックは大きな不安要素となりそうだ。

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2015年8月15日のニュース