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川崎Fの“鉄人”谷口のリフレッシュ対策は水風呂 スタミナ源は…

[ 2015年8月5日 09:30 ]

ファンにサインする川崎Fの谷口

 イケメンJリーガーとして人気急上昇中の川崎F・谷口彰悟。日本代表としても東アジア杯のメンバーに選ばれ、8月2日の北朝鮮戦でボランチとしてフル出場した。

 ハリルホジッチ監督にはフィジカルの強さが評価されているが、川崎Fでも今季チームでただ一人、ナビスコ杯も含めて全試合フル出場を続け、鉄人ぶりを発揮している。暑さに加えて代表も含めたタイトな日程の中でいいパフォーマンスを見せているが、リフレッシュ対策もしっかりとやっている。一番は水風呂。温浴と水風呂を5~6分ずつ交互に入る。それを3~4セット。クラブハウスや寮に水風呂用のバスタブを置いているほか、日帰り温泉などでこれを行うこともある。筑波大時代から取り入れているもので、疲労回復効果はバッチリだ。

 さらにスタミナ補給で時々食べるのが馬刺し。熊本県出身だけに「家でもお祝い事のある時などによく食べる」というほどだ。ただし食べるのはオフの日だけ。生なので万が一のことを考え、プロ意識の高さも見せている。さらに、スペシャルドリンクも愛飲。アミノ酸やビタミンを含んだもので、特に「鉄分が足りないと言われるので意識している」と言う。

 風間監督には「体は休めても頭は休めるな」と言われているという。川崎Fと日本代表ではポジションもサッカーも異なる中で、素晴らしい活躍だ。「ボランチの方が組み立てができる。それに、ボランチで出ると“代表のポジション”という見方をされる。選ばれただけのことはあると思われるようなプレーをしないと」と代表としての自覚もある。

 暑さ対策もバッチリ。この夏、谷口がもっとはじけるはずだ。(大西 純一)

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2015年8月5日のニュース