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香川 奥寺氏に並ぶブンデス通算26点、全得点絡んで有終○

[ 2015年5月24日 05:30 ]

<ドルトムント・ブレーメン>前半15分に先制弾を決めた香川(AP)

ブンデスリーガ最終節 ドルトムント3―2ブレーメン

(5月23日)
 ドイツ・ブンデスリーガ最終節の9試合が23日に行われ、ドルトムントのMF香川真司(26)がホームのブレーメン戦で1得点2アシストをマーク。ケルンのFW大迫勇也(25)とハノーバーのMF清武弘嗣(25)もゴールと日本人選手が活躍した。残留争いはハノーバーが13位、シュツットガルトが14位、ヘルタが15位で残留確定。ハンブルガーSVが16位で入れ替え戦に回り、17位フライブルクと18位パーダーボルンの降格が決定した。

 ドルトムントのMF香川はトップ下で先発し、1得点2アシストと3得点に絡んだ。前半15分にペナルティーエリア付近でパスを受けると、左足で今季5点目となる先制点。ブンデスリーガ通算26得点とし、奥寺康彦氏と並んで日本人歴代2位に浮上した。その2分後にはFWオーバメヤンの追加点をアシストし、同42分にも絶妙なスルーパスでMFムヒタリャンのゴールをお膳立て。後半36分で交代したが、今季限りで退任するクロップ監督のホームでのリーグ最終戦勝利に貢献した。

 クロップ監督は、10年にC大阪から加入した香川をトップ下に据えて11、12年とリーグ連覇を達成。今季は香川がマンチェスターUから復帰後、調子が上がらない中で「シンジの高い能力は変わっていない」と擁護していた。香川は「最後はしっかり良い形で締めて終われるようにしたい」と誓っていた通り、最高の形で恩返しを果たした。

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2015年5月24日のニュース