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なでしこ 澤367日ぶり代表弾!“仮想スイス”NZを1―0撃破

[ 2015年5月24日 21:01 ]

<日本・ニュージーランド>前半24分、澤(手前右)が先制ゴールを決め、チームメートに祝福される

MS&ADなでしこカップ2015 日本1―0ニュージーランド

(5月24日 香川県立丸亀競技場)
 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは24日、香川県立丸亀競技場でニュージーランド代表と国際親善試合を行い、代表復帰したエースMF澤穂希(36)の367日ぶりの得点で1―0の勝利を収めた。

 FIFAランク4位の日本はW杯カナダ大会の初戦(6月8日)で対戦する“仮想スイス戦”に位置付ける同17位のニュージーランド戦。高さとフィジカルの強さが特徴の相手を迎えた。日本は昨年5月25日のアジア杯決勝オーストラリア戦以来、364日ぶりの代表ピッチとなった澤が右ボランチに入るなど、11年W杯ドイツ大会決勝・米国戦の先発メンバー8人がスタメンに名を連ねた。澤は36歳260日の女子日本代表史上最年長出場記録を樹立した。

 前半24分、その澤がいきなり決めた。左CKにゴール前へ走り込み、右足のダイレクトで押し込んだ。11年W杯ドイツ大会決勝・米国戦で1―2の延長後半12分に決めた同点弾をほうふつさせる一発で、日本が先制。澤は昨年5月22日のアジア杯準決勝の中国戦以来、367日ぶりとなる代表弾で最年長得点記録も更新した。

 日本は後半立ち上がりに、DF熊谷がペナルティーエリア内でファウルを取られPKを献上も同4分、ニュージーランド代表FWウィルキンソンのシュートはクロスバーを越え、救われた。

 連覇が懸かるW杯カナダ大会を控え、仮想スイスのニュージーランドに完封勝ちした日本。28日には国選親善試合でイタリア代表(南長野)と対戦する。

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