×

浦和・武藤好調キープ 古巣相手に“恩返しゴール”狙う

[ 2015年5月9日 17:50 ]

 J1首位の浦和は10日にアウェーで仙台と対戦する。リーグ戦5試合連続での先発の可能性が高いFW武藤雄樹(26)は、昨季まで所属した古巣からゴールを狙う。

 武藤は4月18日の横浜戦で移籍後初ゴールを決めると、25日の名古屋戦で2戦連発をマーク。直近の今月5日のACLアウェー・ブリスベン戦でも得点を挙げて勝利に貢献するなど、主力としてフル回転している。

 オーストラリアからの移動を含めて中4日。ゴールデンウイーク前後の連戦の最終戦となるが「ストレッチや交代浴、マッサージなどやれることはやった。(ブリスベン戦では)試合に勝って、ゴールも決めてメンタル的にいい状態で帰ってこられた」と好調を強調した。

 昨季まで慣れ親しんだユアスタで、元チームメートと相まみえる。移籍決定後には、仙台の渡辺監督から「お前が選んだ道だから頑張れよ」と背中を押されたという。10年に仙台がJ1復帰して以来、浦和はアウェー戦で2分け3敗と勝利から見放されている“鬼門”。新加入のFWは「秘策はない。浦和が攻める中で仙台は守備からリズムを作ってくるけど、ブロックを崩せる自信がある」と話し、勝利での首位固めへ意欲を見せた。

続きを表示

2015年5月9日のニュース