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香川不発もドルト快勝!7位浮上でEL出場権獲得へ望み

[ 2015年5月9日 22:38 ]

ヘルタ戦で競り合うドルトムントの香川(中央)

ブンデスリーガ第32節 ドルトムント2―0ヘルタ

(5月9日)
 ドルトムントのMF香川真司はホームのヘルタ戦にトップ下として5試合連続の先発出場。決定機を外すなど得点に絡めないまま2点リードの後半39分に途中交代となったが、スタンドからは大きな「シンジコール」が送られた。ヘルタのFW原口元気は6試合連続の先発出場。MF細貝萌はベンチ外だった。

 欧州リーグ出場権獲得を目指す9位ドルトムントは前半9分、MFムヒタリアンの左CKからDFスポティッチがヘッドで先制。高い位置からのプレスで相手にほとんど好機を作らせず1―0のまま後半へ折り返すと同2分、MFムヒタリアンからのスルーパスを受けたDFドゥルムが左足でネットを揺らし追加点。

 2―0の後半38分にはMF香川が右サイドのMFカンプルからのクロスをワントラップして右足で狙ったが、GKに防がれ惜しくもゴールならず。

 ボール支配率ではわずかに劣ったドルトムントだったが、放ったシュート数では15対2と相手を圧倒。見事なホーム快勝劇で勝ち点3を上積みし、7位に浮上。残り2戦での欧州リーグ出場権獲得へ望みをつないだ。

 一方、ヘルタのFW原口は右MFとして先発し、守備に奮闘。試合途中から左MFにポジションに変えるなどサイドを走りまわり、前半26分にはイエローカードを受けてしまったが最終ラインまで戻り相手の攻撃の芽をつんだ。後半29分には右CKのこぼれ球を拾い、相手DFをかわし右足でシュートを放つもゴール前のDFにブロックされボールは枠の外。同39分にベンチへと退いた。

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