バイエルン不満０－０　ボール支配も…シャビ・アロンソ退場

欧州ＣＬ決勝トーナメント１回戦第１戦 バイエルンＭン０―０シャフタル・ドネツク　

（2月17日）
　バイエルンＭは敵地でボール支配率５９％をマークしながらシュート８本にとどまり、枠内は１本だけ。１４日の国内リーグ・ハンブルガーＳＶ戦で８―０と大勝した攻撃力が鈍り、今季ＣＬ初、リーグ戦を含めても３度目の無得点で引き分けた。

　後半２０分にはＣＬ通算１００試合目の出場となったＭＦシャビ・アロンソが２枚目の警告で退場。グアルディオラ監督は「試合は支配していたけどチャンスをつくるまでで終わった」と嘆いた。

　英ブックメーカー・ウィリアムヒルの優勝オッズはＲマドリードと並び３・７５倍でトップ（１７日現在）。試合前にはルンメニゲＣＥＯが現地の病院を訪れ、子供たちの治療費を寄付する慈善活動も展開したが、アウェーのピッチは優勝候補に優しくはなかった。ＭＦロッベンは「はっきりしている。ミュンヘン（での第２戦）で勝つしかない」と厳しい表情を見せていた。