ＦＣ東京　カニーニ　将来アタランタ復帰「ここには７月までいる」

　ＦＣ東京の元イタリアU－２１代表ＤＦミケーレ・カニーニ（２９）が将来、自らの保有権を持つセリエＡのアタランタに主役として復帰することを誓った。

　カニーニは昨夏、期限付きでプレーしていたキエーボからアタランタに戻り、アタランタからＦＣ東京に１年間の期限付きで加入。契約はあと６か月残っている。アタランタが本拠地を置くイタリア・ベルガモの地元紙「コリエレ・ディ・ベルガモ」のインタビューに応じたカニーニは「フィッカデンティ監督が、（キエーボで）それほど上手くいかなかった１年のあと、自分を欲してくれた。もともと海外でプレーしたい希望があったし、年齢的にも適していたと思った。昨季はあまりプレーできなかったけど、日本に行く決断を下したことに関して自分は満足している」と振り返った。

　そのうえで将来については「ここには７月までいる。そのあとはアタランタに戻るだろう。どうするかは現時点では自分も分からない。サッカーは不思議な世界だ。将来的には（アタランタに）戻って、主役になれるように願っている」とし、新シーズンに向け「でも、自分は今を生きている」と強い意気込みをのぞかせた。