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INAC、タイトル奪還へ アーセナルから近賀&大野が復帰

[ 2015年1月8日 16:59 ]

12年12月、INAC神戸で皇后杯3連覇を達成したDF近賀(左)とMF大野

 なでしこリーグのINAC神戸は8日、イングランド女子スーパーリーグのアーセナルに所属していたなでしこジャパンのDF近賀ゆかり(30)とFW大野忍(30)が復帰すると発表した。25日のファン感謝祭からチームに参加する。

 クラブを通じてコメントを発表し、近賀は「タイトル奪還へサポートをよろしくお願いします」、大野は「一つでも多くのタイトルを取るために頑張っていくので応援してください」と意気込んでいる。

 近賀は日テレ・ベレーザでリーグ4連覇を含む多くのタイトル獲得に貢献し、11~13年に在籍したINAC神戸でもリーグ3連覇を達成するなど主力として活躍。昨年2月にアーセナルへ移籍し、6月には女子FA杯決勝でゴールを決めてチームを優勝へと導いた。

 大野は99~10年に在籍した日テレ・ベレーザでは得点王を3回、最優秀選手にも3度選ばれるなど、チームに数多くのタイトルをもたらした。INAC神戸に移籍した11年には12得点をマークして自身4度目の得点王を獲得。12年は主将としてチームを引っ張り、13得点を記録した。フランスの強豪リヨン、AS狭山を経て、近賀とともにアーセナルに加入した。

 両選手とも日本代表としては11年の女子ワールドカップ(W杯)優勝や12年ロンドン五輪銀メダルに貢献している。

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2015年1月8日のニュース