岡崎　八百長騒動にもプラス思考「問題があるからまとまれるかも」

２１日に帰国したマインツの日本代表ＦＷ岡崎

　マインツの日本代表ＦＷ岡崎慎司（２８）はプラス思考でアジア杯連覇を狙う。羽田空港着の航空機で帰国。アギーレ監督の八百長疑惑に関しては、日本の報道で情報を得ているようで「自分たちは（監督を）信じるしかない」と強調した。

　その上で「こういう問題があるからこそ（チームに）まとまりができるかもしれない。ポジティブに考えたい」と話した。「チームが一体になるにはそういう話をしないといけないし、すると思う」とし、２９日からスタートする合宿で選手間で話し合いをする必要性も口にした。

　ドイツでは今季リーグ戦１６試合８得点で、１９日の王者バイエルンＭ戦でもアシストを記録。「ＦＷだからアシストよりゴール」としながらも「ムラがなくなった」と成長を実感している。清水時代の恩師で今季３冠を達成したＧ大阪の長谷川監督にも刺激を受けたようで、日本のエースＦＷはアジア杯に向け「（今夏の）Ｗ杯の悔しさがまだ消えていない。アジア杯で優勝して、また（次のＷ杯へ）スタートしたい」と力を込めた。