本田　ミラン10番は「タフだけど楽しい　難しさないと成長できない」

ローマ戦の後半、途中交代するＡＣミランの本田

　ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田圭佑（２８）は２０日、１４年最後の試合となった敵地のローマ戦に先発したが、９試合連続で不発。試合後は１４年を振り返って「自分で評価すると５段階で４くらい。１が一番良かったとしたらね」と厳しい評価も口にした。

　【本田に聞く】

　――ミランの背番号１０は慣れた？

　「立場、ポジションとしての慣れはそれぞれ違う。ミランの１０番は立場として慣れないとやっていけない。それはメディア、ファン、対戦相手とのやりとり、ピッチ上でのことなど全て。なかなかタフな部分はあるけど楽しんでます。この難しさがないと成長できない。自分はそういうタイプ」

　――アジア杯連覇に向け

　「連覇を阻止しにくる強豪は何チームかある。想像以上に難しい試合。ピッチの状態、レフェリーとかいろんな要素が絡んでくるのがアジア杯。どれだけ味方にできるか。ポジティブに考えるかが大事」

　――Ｗ杯後の自分の物差しづくりは？

　「やり続けてます。自分のものにはなっていないけど、徐々に違和感がなくなってる自分がいます」