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磐田 2位松本とドロー、終了間際に山崎同点弾「GK見えてた」

[ 2014年8月4日 05:30 ]

J2第25節 磐田1―1松本

(8月3日 ヤマハ)
 磐田はホームで2位・松本と直接対決を行い、1―1のドローに終わった。自動昇格圏内への勝ち点差は4のまま。順位は3位をキープした。

 笑顔もポーズもなく、背番号9は走り込んでボールを拾い上げた。敗戦が目前に迫る後半42分。勝ち点1を奪い返したのはFW山崎だった。中央でFW阿部からボールを受けると、複数の相手DFに囲まれながら右足シュート。「球際は強いけど、意外と(松本の)ドリブルへのマークは緩い。ペナルティーエリアの近くでボールを持ったら、どんどん仕掛けようと思っていた。GKも冷静に見えていた」と勲章の同点弾を振り返った。

 持ち前の突破から生まれた同点弾は、シーズン自己最多を更新する今季5点目。チームには複数のキッカーがいるが「自分の武器を一つでも増やせればいい」と最近は試合前日に自らFKも練習している。

 今節は9節ぶりに先発を外れたが、FWとして一番大事な仕事を発揮してみせた。ただ、「シーズンで何点取ることよりも、きょうみたいな試合で白星をつけることの方が大事」。感慨はなかった。

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2014年8月4日のニュース