長友　キャプテン弾！ローマに快勝、四股踏み珍パフォ盛り上げ

ローマ戦でチームメートとおどける、インテル・ミラノの長友（手前左）

ギネス杯・Ａ組 インテル・ミラノ２―０ローマ

（8月2日 フィラデルフィア）
　インテル・ミラノの長友が親善大会ながら今季初ゴールを豪快に決めた。１―０の後半２４分、左クロスに合わせてファーサイドに走り込み、こぼれ球を右足ボレーで叩いた。弾丸ライナーが相手ＧＫの頭上を破り、クロスバーに当たってゴール内で弾んだ。得点後はグアリンと向かい合って四股を踏み、相撲を取る珍パフォーマンスで場内を盛り上げた。

　今季３戦目の実戦。ここまで２試合は後半途中出場だったが、この日はキャプテンマークを巻いて先発した。３―５―２の右ＭＦに入り、攻撃ではライン際を突破して効果的なクロスを供給し、守備では豊富な運動量で相手の攻めをスローダウンさせた。後半３１分までプレーし２―０の勝利に大きく貢献。チームの公式サイトに「ゴールできて本当にうれしい。思い通りにプレーできた。（２列目の）右のジョナタンともうまく理解しあえた。（状態は）７０％くらい」とコメントした。

　チームも決勝進出こそ逃したが、Ｒマドリード、マンチェスターＵと接戦を演じ、ローマに快勝。大会を通じて状態は上がっている。長友は、今季の目標について「欧州ＣＬに戻りたい」とリーグ戦３位以内で得られる欧州ＣＬ出場権獲得を掲げた。