アギーレ監督 独自改革論を激白「日本人にずる賢さ伝える」

[ 2014年7月30日 05:30 ]

日本選手に足りないものは「ずる賢さ」と語るアギーレ新監督

 日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)が独自の“ピカルディア(スペイン語=ずる賢さ)”を注入する。28日付のスペイン・マルカ紙に、就任後初めて日本代表監督としての抱負を激白した。きれいなサッカーを好む日本サッカー界にラテンのずる賢さを伝え、来年1月のアジア杯(オーストラリア)では2連覇を目指すことを宣言した。

【日本代表日程】

 サムライブルーを、アギーレの“色”に変える。日本代表監督への就任決定後初めて、アギーレ新監督がスペイン主要紙の取材に応じた。日本に足りないものは何か?独自の改革論を列挙した。

 「競争力、勝負強さが足りない。ゲームマネジメント、ラテン系の激しさなどを伝えたい。一般的に日本のサッカーはスピーディーで技術力も高いが、ピカルディアがない。サッカーで競い合うにはお人よしなチームだ。改善しなくてはいけない」

 母国メキシコのテレビ局の解説者としてW杯ブラジル大会を見た。当然、1次リーグで敗退した日本代表の試合もチェックした。物足りなく感じたのがサッカーにおける激しさ、巧妙さ、ずる賢さだった。

 「ラテン系の選手はそれをストリートで学ぶ。日本は文化的にもフェアプレーを好む。私のスタイルを注入したい」。守備では「勝負強く大事な場面で守れて、GKは終盤にスーパーセーブができるような」と話し、攻撃面については「残り15秒からでも(単純にハイボールを蹴るのではなく)ショートCKができるような」などと説明。「日本人はきれいにやろうとし過ぎて試合に負けることがある」と付け加えた。

 日本協会との契約は単年契約がベースだが、18年W杯ロシア大会まで4年間が保証されているという。また、日本協会側が「小柄で俊敏な日本人はメキシコ人に似ている。攻撃ではボールを保持していく」と話していることも明かした。

 最初の公式戦は来年1月、連覇が懸かるアジア杯だ。「もちろん目標はタイトルを獲ること。17年のコンフェデ杯にも出場できるしね」とアギーレ監督。4年後のW杯では日本史上最高の8強入りが期待される。そんな重圧にも「(02、10年にW杯に出場した)メキシコ代表で慣れている。でも、当時は本番まで1年しかなかった。日本では4年ある」。新指揮官は自信たっぷりだった。

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