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香川トップ下でインテル戦出場 マンUがPK戦制す 長友も途中出場

[ 2014年7月30日 11:50 ]

<マンチェスターU・インテル・ミラノ>PK戦を制して喜ぶマンチェスターUの香川(中央)ら選手たち(AP)

親善試合 マンチェスターU0―0(PK5―3)インテル・ミラノ

(7月29日)
 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とインテル・ミラノ(イタリア)の親善試合が29日、米メリーランド州のフェデックスフィールドで行われ、90分で決着が付かず、PK戦の末5―3でマンチェスターUが制した。マンチェスターUのMF香川真司は後半開始からトップ下で出場し、PK戦では4人目で決めた。インテルのDF長友佑都は後半19分から左MFで出場したが、特に目立った動きは見られなかった。

 マンチェスターUのファンハール監督はローマ戦に続き、3―5―2を採用して、ルーニーとウェルベックの2トップに、マタをトップ下で起用。守備的MF(ボランチ)にエレーラとフレッチャーを配置すると、ルーニー、マタのミドルシュートなどで好機はあったが前半は0―0で終了。

 8選手を交代したマンチェスターUは、香川をトップ下にナニとザハを2トップで投入。香川はナニとの連動した攻撃を見せたが、ゴールを奪えずに90分が終了。PK戦では4人目の香川が決めた後、インテルのアンドレオッリがクロスバーに当てて失敗。5人目のフレッチャーが決めて、マンチェスターUが5―3でPK戦を制した。

 香川は得意とするトップ下で出場したが、序列で上と見られるマタを超えるパフォーマンスは見せられなかった。同試合ではMFバレンシアと、新加入エレーラ、フレッチャーらが順調な仕上がりを見せた。

 インテルでは新加入ビディッチがラノッキアとセンターバックのコンビを組み、古巣相手に得点を許さなかった。主力選手が出場しなかったインテルは、攻撃陣がチャンスを作れずに守備陣の奮闘が目立った。

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