ワールドカップトト販売開始　初の試み、日本戦も対象

　サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）は３１日、６月１２日（日本時間１３日）開幕のワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会を対象にしたくじの販売をインターネットや全国の売り場、コンビニで開始した。

　Ｗ杯でのくじ実施は初めてで、日本の試合も対象となる。１等で最大６億円が当たる「ビッグ」は６月７日から販売される。

　１次リーグを対象にした予想系くじは、指定された１３試合の結果を予想する「トト」や５試合が対象の「ミニトト」、３試合の得点合計を当てる「トトゴールスリー」の３種類。日本の１次リーグ３試合が全て含まれる「ミニトト」は６月１日から販売される。

　決勝トーナメントは「トトゴールスリー」のみで６月２６日から購入できる。日本は１次リーグＣ組で１４日（同１５日）にコートジボワール、１９日（同２０日）にギリシャ、２４日（同２５日）にコロンビアと対戦する。

　この日、国立競技場のお別れイベントに参加した東京都江東区の会社員小林健二さん（３８）はブラジルへ観戦に行くといい「くじを買って現地で応援したい」と楽しみにしていた。