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浦和、差別ゼロへ5カ年計画のアクションプログラム策定「絶対許さない」 

[ 2014年4月15日 15:35 ]

 J1浦和は15日、「国連の友アジア―パシフィック」との連盟で差別撲滅に向けたアクションプログラム「“ZERO TOLERANCE”(絶対許さない)」の策定を発表した。

 浦和は3月8日の鳥栖戦(埼玉)で一部サポーターが人種差別的な横断幕を掲げたことでJリーグから制裁を受け、清水戦(埼玉)が史上初の無観客試合となった同23日に「差別撲滅」を宣言。その一環として、提携する「国連の友アジア―パシフィック」とともに差別撲滅に向けた取り組みと目標を定め、実施するアクションプログラム(行動計画)を策定したもので、2014年4月から2019年3月までの5カ年計画となる。

 発表によると、「私たちは人種、肌の色、性別、言語、宗教、出自、もしくはそのいかなる理由による差別も認めません。あらゆる差別に対して、『“ZERO TOLERANCE”(絶対許さない)』という断固とした態度で接するとの意識を共有します」としており、主要目標には「差別撲滅に向けたFIFAのルールや方針に対する選手、指導者、スタッフの意識の向上」「差別撲滅に向けたFIFAのルールや方針に対するスタジアム来場者の意識の向上」の2つを掲げ、差別問題の意識調査を基にした「第三者検証委員会」の設置も発表している。

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2014年4月15日のニュース