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磐田が体制一新!シャムスカ新監督、加藤久GM、服部強化部長

[ 2013年12月16日 15:33 ]

磐田の新監督に就任が決まった元大分監督のシャムスカ氏

 来季のJ2降格が決定しているJ1磐田は16日、来季新監督に元大分監督のペリクレス・シャムスカ氏(48)が就任することが決定したと発表した。

 さらに、ゼネラルマネジャー(GM)には元京都監督の加藤久氏(57)、強化部長には今季はJ2岐阜でプレーし、現役引退を発表しているOBの服部年宏氏(40)が就任することも併せて発表。クラブ史上初のJ2降格を味わった磐田が体制を一新して来季を迎えることになった。

 大分監督時代の2009年に磐田に敗戦を喫して14連敗となり、解任された因縁もあるシャムスカ氏はクラブを通じ、「大好きな日本で再びサッカーの仕事に関われることを大変嬉しく思います。チーム作りにあたっては、攻撃的なスタイル、攻守のバランス、そして何よりもチームのまとまり、団結力を重視したいと考えています。クラブが一つのファミリーになること。そうすれば、必ず1シーズンでJ1へ復帰することができると信じています」とコメント。

 かつては日本サッカー協会の強化委員長を務めたこともある加藤新GMは「ゼネラルマネージャーとして、チーム全体を統括する役割を任命されました。伝統あるジュビロ磐田がより愛されるクラブになるよう、そして何としても2014シーズン1年でJ1に昇格できるよう全力で邁進する所存です。今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます」と談話を発表し、磐田の黄金期に主力として活躍した服部新強化部長は「この度、ジュビロ磐田の強化部長の任を拝受いたしました。かつてお世話になったジュビロ磐田で、強化部長という重責を任されることを、大変誇りに感じています。自分の力を充分に還元し、2014年シーズンで必ずJ1に復帰する所存です。精一杯務めますので、今後とも応援よろしくお願い致します」とコメントを寄せた。

 磐田は今季、シーズンを通して下位に低迷。5月に森下仁志監督を解任し、後任に昨年U―23日本代表を率いてロンドン五輪に出場した関塚隆監督を招へい。だが、チームを立て直すことはできず、18チーム中17位で来季のJ2降格が決定。11月には関塚監督、服部健二GMらの退団を発表していた。

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2013年12月16日のニュース