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澤が1カ月半ぶり公式戦出場 INAC7発ベスト4進出

[ 2013年12月16日 05:30 ]

<INAC神戸・吉備国際大>後半、競り合うINAC神戸・澤(中央)

皇后杯全日本女子選手権準々決勝 INAC神戸7―0吉備国際大

(12月15日 神戸ユ)
 サッカーの皇后杯全日本女子選手権準々決勝が行われ、4連覇を狙うINAC神戸は吉備国際大に7-0で圧勝した。右足首じん帯損傷から復帰3戦目となるMF澤穂希(35)は約1カ月半ぶりとなる公式戦での先発出場。攻守に存在感を発揮して勝利に貢献した。4強が出そろい、21日の準決勝はINAC神戸-伊賀、岡山湯郷-新潟に決まった。

 INAC神戸・澤が11月2日のリーグ戦・吉備国際大戦以来の先発出場で大勝を呼び込んだ。ボランチとして攻守のつなぎ役に徹しながら前半41分に左CKを頭で合わせ、後半5分には強烈な右足ボレーを放つなど積極的な攻撃参加も披露。右足首に痛みもなく、予定していた後半16分での途中交代に「普通に溶け込めた」と笑った。チームはFW高瀬の2得点などで7発圧勝。大会4連覇とシーズン4冠に向けて視界は良好だ。

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