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来季J1昇格のG大阪、新潟からGK東口獲得…13年ぶりの古巣復帰

[ 2013年12月16日 15:33 ]

 来季のJ1復帰が決定しているJ2G大阪は16日、J1新潟からGK東口順昭(27)を完全移籍で獲得したと発表した。

 東口は大阪府高槻市出身で、1999年から2001年にG大阪ジュニアユースでプレー。その後、洛南高、福井工業大、新潟経営大を経て2009年に新潟入り。今回は中学時代以来13年ぶりの古巣復帰となる。

 東口はG大阪を通じて、「この度ガンバ大阪に加入させて頂く事になりました東口順昭です。初めての移籍ですが、チームの勝利のため何事も全力で一からチャレンジし、貢献して行きたいと思います。よろしくお願いします」とコメント。

 2009年から今季まで5年間在籍し、2011年には日本代表にも選出された新潟を通じては、長文でコメントを発表。

 「ガンバ大阪に移籍を決断しました。大学3年からこの新潟という土地に来ることができ感謝しています。サポーターの皆さん、スタッフ、チームメイト、大学関係者、また、アルビレックス新潟にスカウトしてくださった鈴木健仁さんには、助けられ、励まされ、支えられた7年間でした。怪我をして迷惑をかけた時期が長く、それでも変わらず大きな声援で迎えていただいた、愛していただいたことは一生忘れません」とまずは感謝を述べると、「この決断は、自分の評価が決して高くない所、一からのアピールを必要とする場所でチャレンジしたいと強く思ったためです。居心地の良い大好きな新潟を離れ、新しい土地で挑戦したい、そのタイミングは今しかないかもしれないと。みなさんもご存知の通り、僕はエリートではありません。中学を卒業する際はユースに昇格することができませんでしたし、高校サッカーの全国大会の切符を手にすることもできませんでした。大学2年の時に当時所属していたチームを離れることになり、新潟経営大学に拾っていただき、プロになってからも何度もケガをし、いまこうして振り返ってみても挫折ばかりです」と思い出を振り返り、「しかし、これまでのサッカー人生を通して諦めない気持ち、何度挫折しても必ず這い上がるんだという信念が生まれました。僕がサッカーを通して伝えられるのはそこだと思うし、そのためには常に挑戦し、逆境の中で成長し続けることが必要です。自分勝手な決断にも関わらず、できる限りの慰留をしていただき、最終的に受け入れてくれたクラブに本当に感謝しています。 応援してくださった新潟の家族、サポーター、仲間、スタッフの皆さんに本当に感謝しています。ありがとうございました」としめくくった。

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2013年12月16日のニュース