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磐田のJ2降格決定 20季目にしてクラブ史上初

[ 2013年11月10日 17:55 ]

鳥栖に敗れてJ2降格が決まり、肩を落とす駒野(5)ら磐田イレブン

J1第31節 磐田0―1鳥栖

(11月10日 ベアスタ)
 94年Jリーグ加入からJ1で戦ってきた磐田が、20季目にしてクラブ史上初となるJ2降格が決定した。

 引き分け以下で降格が決まるアウェーでの鳥栖戦で、試合開始から積極的に仕掛けるがなかなかゴールに迫れない。すると前半24分、右クロスからDF丹羽にJ1初得点となるゴールを決められて失点。

 後半14分FW前田に代えてFW松浦を投入してからはボールを支配し、サイドからのクロスを中心に仕掛けるが、鳥栖の組織的な守備に阻まれる。同41分にはMF山田が決定的なシュートを打つが、GK林の好セーブで決まらなかった。

 試合終了間際のCKも、上がったGK八田が頭で合わせるが、ゴール上を大きく外れて、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。

 90年代後半から00年代前半には、元日本代表FW中山雅史、MF名波浩、元ブラジル代表MFドゥンガらを擁し、リーグ年間優勝3回、ステージ優勝6回、ナビスコ杯2回と数々のタイトルを獲得。一時は最強の名を欲しいままにしてきたが、来季は戦いの場を2部に移し、1年でのJ1復帰を目指す。

 鳥栖は残留を争う湘南が、13時試合開始の鹿島戦で1―2と敗れたため、J1残留が決まっていた。湘南は次節にも2部降格が決定する。

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2013年11月10日のニュース