バイエルン　３発完勝！３７戦無敗のリーグ新記録を樹立

アウグスブルク戦でＦＫからゴールを決めたバイエルン・ミュンヘンのＭＦリベリ（左）

　ブンデスリーガ第１２節は９日各地で行われ、３６試合無敗のリーグ記録に並んでいた首位バイエルン・ミュンヘンはホームで１３位アウグスブルクと対戦。前半終了間際にＦＫを決めるなど、攻撃陣をけん引したＭＦリベリの活躍により３―０で完勝。昨季からの無敗記録を３７に伸ばし、リーグ新記録を樹立した。

　シュバインシュタイガーが負傷離脱するなど不安要素もあったバイエルンだったが、試合開始４分にＣＫからＤＦボアテングが先制ゴールを決めると、余裕の試合運びで相手を圧倒。前半終了間際にはＭＦリベリがペナルティエリア手前、ゴール正面の位置からＦＫをゴール右上隅に叩き込み追加点。２点リードで後半へと折り返した。

　後半に入ってもバイエルンのペースは変わらず、同９分にはＭＦリベリがドリブル突破からチャンスを作り相手ゴールを脅かす。同２８分にはＭＦリベリからのパスを左サイドで受けたＤＦアラバが中央へクロス。しかし、このチャンスはフリーになっていたＭＦロッベンが味方ＦＷマンジュキッチと被ってしまいシュートミス。

　その後も決定機を何度も迎えながら追加点が奪えなかったバイエルンだったが、試合終了間際に相手のハンドによって得たＰＫをＭＦミュラーが確実に決め３―０。ボール支配率は７０％を超え、守備でも安定したプレーで相手にチャンスを作らせず圧倒。３７戦不敗のリーグ記録を見事な完封勝利で飾った。