×

即席チームでも…ザック求む「新戦力&タイトル」

[ 2013年7月20日 06:00 ]

精力的に指導するザッケローニ監督(右は原口)

東アジア杯 日本―中国

(7月21日 ソウルW杯)
 日本代表のザッケローニ監督は新戦力発掘とタイトルの2つを目指す。この日は練習に先立ってソウルW杯競技場で行われた公式会見に出席。今回は国内組の即席チームでの出場となるだけに「コレクティブ(組織的)なプレーに関しては多少なりとも困難を伴うだろう」と予想した上で「サッカーの世界では常に結果を求めてプレーすべき。選手も結果への強いモチベーションを持つことは重要」と言い切った。

 韓国メディアからは、3―0で快勝した11年8月以来自身4度目の対戦となる日韓戦(28日)について聞かれ、「韓国はとてもリスペクトしているチーム。アジア屈指のチームで気持ちが強く、テクニック、そしてフィジカルも強い。過去の3度はいずれも難しい試合だった」と警戒感を示した。また、練習前のミーティングでは選手に対し「最低限のことしか言わないから、それを守ってあとは自分たちの色を出せ」と個の力を見せるよう指示した。

 ≪戦術を徹底≫練習は全面公開で行われザッケローニ監督は時間の大半を戦術練習に割いた。公式会見でも「戦術面で、選手には私の指示をしっかり実践できるように求めたい」と話しており全体を2グループに分けて最初は攻撃面の連係を確認。その後は身ぶり手ぶりを交え、細かい指示を送りながらフルコートで守備の連係を徹底的に叩き込んだ。

続きを表示

2013年7月20日のニュース