Ｃ大阪　ナビスコ杯４強へ暗雲…ＦＷ南野が欠場も

　追撃ムードのチームに痛手だ。Ｃ大阪は２８日、ナビスコ杯準々決勝・第２戦の浦和戦（３０日、埼玉）に向けて大阪市此花区の練習場で調整。しかし、前日２７日の練習中に右膝上を打撲したＦＷ南野は姿を見せなかった。クルピ監督は「あした最終テストをする」とぎりぎりまで出場の可能性を探ることを明かした。

　０―２で敗れた２３日の浦和戦で途中出場した１８歳は、体の重いチームメートをよそに鋭いドリブル突破を見せ２度の決定機を作った。６月上旬にチームがオフの間もＵ―１８日本代表の合宿で練習試合を３ゲームこなしていただけに、コンディションは誰よりも良好。指揮官も期待をかけて２７日の紅白戦で先発組に入れた矢先に、接触プレーで負傷してしまった。この日はＭＦ楠神が先発組でプレー。１８歳のアタッカーが欠場となれば、移籍後初スタメンとなるドリブラーに期待がかかる。