大儀見のチェルシー入り　イングランド代表ＦＷが歓迎

ウオーミングアップする大儀見（奥は岩清水）

　なでしこジャパンのＦＷ大儀見優季（２５＝ポツダム）が２３日、イングランド女子代表ＦＷホワイトからラブコールを受けた。

　チェルシーと移籍交渉中の日本のエースに関し「自信にあふれ、エキサイティングなプレーで自分を表現できる選手。リーグの財産になる」と発言。１１年Ｗ杯で日本を破った際に得点したホワイトはアーセナル所属で、大儀見のチェルシー入りはライバルの強化につながるが、移籍を歓迎した。

　イングランドはなでしこと同じ国立トレセンで合宿中。７月１０日開幕の欧州女子選手権を控えて密度の濃い練習を続け、大儀見も「真剣勝負に近い戦いが予測される」と対戦を心待ちにする。２３日午後の実戦練習では２トップの軸を務めた。「ポジションを脅かす選手がもっと出てきてほしい」と若手に苦言を呈する絶対エースが、サッカーの母国であいさつ代わりのゴールを狙う。