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北九州市長が新スタジアム建設を表明「必要な施設」

[ 2013年6月25日 12:29 ]

 北九州市の北橋健治市長は25日の定例記者会見で、サッカーJ2ギラヴァンツ北九州の本拠地となる新スタジアムを、JR小倉駅北口に建設すると正式表明した。建設費は約89億円。2017年春のオープンを目指す。

 北橋市長は「サッカーだけでなく、若者らが都心に集まり、にぎわいをつくるもの。この街に必要な施設だ」と話した。

 収容人数は、J1昇格条件に合わせた1万5千人だが、ギラヴァンツはJ2の22チーム中18位(25日現在)と成績が低迷している。北橋市長は「厳しい道のりが待っているかもしれないが、市民の皆さんと応援すれば夢はかなうと信じている」と語った。

 新スタジアム構想は10年に打ち出し、11年の2期目の市長選で北橋市長が公約に掲げた。市は多額の建設費を伴う新スタジアムの必要性を検証するため、第三者委員会を設置するなどして検討を重ねていた。

 ギラヴァンツの現在の本拠地、本城陸上競技場(同市八幡西区)は収容人員が約1万人と、J1への昇格条件を満たしていない。

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2013年6月25日のニュース