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本田復活へ協会が徹底ガード 再検査は異常なし

[ 2013年4月12日 06:00 ]

痛めていた左足で強烈なシュート放った本田圭佑

 日本サッカー協会は11日、左足首の治療、リハビリのため東京近郊で練習を再開したMF本田圭佑(26)を徹底ガードする方針を打ち出した。本田に関する情報発信は原技術委員長が一括し、帯同する7人のスタッフをはじめ各関係者にもかん口令を敷く徹底ぶり。リハビリに集中する本田から無用なストレスを排除すべくサポートする。

 順調なら本田は来週にもロシアに戻り、28日のルビン・カザン戦での実戦復帰を模索していく予定だ。それも本田とCSKAモスクワ側の意思を最大限に尊重する方針で「スタッフには“もう少し(日本に)残った方がいい”とか、一切、口出ししないように伝えた」と原委員長。報道陣にも「できるだけ、おとなしくしてほしい」とお願いを忘れなかった。

 原委員長によれば、本田は代表ドクターによる再検査でも再発などの異常は見られなかった。この日も約1時間半、精力的にトレーニングをこなし、クロスに対するボレーシュートも2本、代名詞のFKも3本(成功は1本)“解禁”した。日本協会の異例ともいえる徹底サポート態勢で本田の復活ロードを加速させる。

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2013年4月12日のニュース