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宇佐美 ザック監督のアドバイスも「前回と変わらない…」

[ 2012年11月13日 06:00 ]

軽快な動きを見せる宇佐美

W杯アジア最終予選B組 日本―オマーン

(11月14日 マスカット)
 1年5カ月ぶりに代表復帰したMF宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)が12日、日本代表の合宿4日目に合流。練習中にアルベルト・ザッケローニ監督(59)から、いきなり“個人授業”を受け、期待の大きさをうかがわせた。

 シュート練習の時だった。宇佐美は指揮官から呼び止められた。5日のメンバー発表の際、ザッケローニ監督から名指しで「2年前から成長していない」と酷評された。それでも、宇佐美は指揮官の自らに対する評価について「(何らかの)意図があると思う。受け止めていきたい」と前向きにとらえる。

 この日も「(監督のアドバイスも)前回言われたこととあまり変わらない」と冗談ぽく話しながらも、「動き方の部分を言われました。やることはチーム(ホッフェンハイム)とは真逆。チームでは中央に入っていくことが求められるが、代表ではサイドで仕掛ける」と内容を明かした。

 昨季はバイエルン・ミュンヘンでリーグ3試合の出場だったが、移籍した今季は開幕から12試合連続出場し2得点。成長している自負はあるが、それを押し殺し、さらに階段を上るため指揮官の言葉を受け入れている。

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