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香川 負傷後も意地でプレー 自ら交代を申し出ず「言いたくなかった」

[ 2012年10月24日 13:37 ]

ブラガ戦の前半、アシスト直後に左膝を痛め顔をしかめるマンチェスター・ユナイテッドの香川(左)

欧州CL1次リーグ マンチェスターU3―2ブラガ

(10月23日 マンチェスター)
 香川は前半25分、絶妙なクロスでFWエルナンデスの得点をアシストしたが、直後にスライディングした際、左膝を負傷。自ら外に出て治療を受け、その後もプレー中に気にする様子で、ファーガソン監督は前半で交代させた。

 「ちょっと軽いけがをしたので一日も早く治したい。大丈夫」と軽傷を強調したが、表情はさえなかった。

 同監督は「膝をひねったみたいだ。負傷してから20分近くプレーを続けたが、交代せざるをえない状況だった」と語り、24日にも検査を受けてけがの程度が明らかになるという。

 チームは香川を活かす4-2-3-1ではなく、昨季までの4-4-2を採用し、香川も本来のトップ下ではなく左MFで先発。高い位置取りができず苦しみ、アシストを決めたが、他に効果的なプレーはほとんど見られなかった。

 自ら交代を申し出るつもりがあったかと問われた同選手は「それは言いたくなかった」と意地で動き続けたが、公式戦2試合ぶりの先発で輝くことはできなかった。

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