亡き先輩に捧ぐ…柿谷、ゴール宣言「コレやろうと思います」

　天国の大先輩に白星を届ける。Ｃ大阪は２０日、２２日の清水戦（金鳥）に向けて堺市内で調整を行った。

９月２２日は、かつてクラブをＪリーグ昇格に導きながら、がんにより３６歳の若さで亡くなった久高友雄さんの命日。１３回忌の年に初めてこの日に本拠公式戦が開催されるとあって、遺族を含め、ともにプレーした森島寛晃氏らＯＢがスタジアムに駆けつけることになった。現役選手で意気込んでいるのが、４歳から同クラブの下部組織で育ったＭＦ柿谷。ユース監督も歴任した先輩とは直接の面識はないが、久高さんの息子とは一緒にサッカーをしたことがあるという。両手の人さし指を天に突き上げるポーズをしながら「ゴールを決めたらコレをやろうと思います」と背番号１３。重みのある一戦で、攻撃陣をけん引する新エースが勝負を決める。