どうした香川…いいところなく前半交代「何とも言えない」

＜日本・ＵＡＥ＞前半、ゴール前に飛び込むもＧＫに阻まれ悔しがる香川

キリンチャレンジカップ２０１２ 日本１―０ＵＡＥ

（9月6日 新潟・東北電ス）
　香川真司は国際Ａマッチ３試合連続で不発に終わった。

　左ＭＦで先発出場して、前半２分には絶妙なヒールパスを本田に通して決定機を演出。前半１６分には清武の浮き球のパスに反応して頭を突き出したが、わずかに届かなかった。

　前半３０分にはサイドチェンジのパスがずれて直接サイドラインを割るなどミスも目立ち、前半のみで途中交代。疲労を考慮しての予定通りの交代だったものの「４５分しか出ていないので何とも言えない。キヨ（清武）からのボールを決めていれば…」と納得のいかない表情だった。

　今夏にマンチェスターＵに移籍して「１試合で立場が変わる。毎試合、結果を残さないといけない」と結果の重要性を痛感。今回のＷ杯予選では８試合３得点に終わっており「ゴールを決められない試合は“俺、１０番なのに何やってるんだろう”と思う」と自らのパフォーマンスに不満を感じている。それでも本番はあくまで１１日のイラク戦。「良い部分もあったし次につなげたい」と前を向いた。