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頭痛いザック監督 ボランチも不透明…長谷部不調、細貝「イマイチ」

[ 2012年9月7日 09:43 ]

<日本・UAE>試合後、表彰セレモニーの準備が進められる中、ピッチで岡崎を“公開説教”するザッケローニ監督
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キリンチャレンジカップ2012 日本1―0UAE

(9月6日 国立)
 格下相手に1―0の勝利。試合後の会見では、日本代表のザッケローニ監督に「就任後最悪の内容では?」と辛らつな質問も飛んだ。指揮官は「最低とは思わない。シュート数は昨年8月のペルー戦の方が少ない。でも連係時のスピードは足りない。時にいい連係は出たが、継続していいプレーはできなかった」と語った。

 先発の伊野波は1対1の場面で簡単に突破を許し、前半のみで交代。代わった水本も見せ場は少なく、懸案だったセンターバック吉田の「相棒探し」の“答え”は出なかった。それどころかチームの“心臓”のボランチにも陰りが目立つ。

 所属先で出場機会のない長谷部はパフォーマンスが低下。当初は90分出場予定だったものの、前半のみで交代。指揮官は「クラブの練習で負荷がかかっていた。昨晩、考え直した」と説明したが、説得力に欠けた。後半から出場の細貝も「感覚がイマイチ」と自己採点しており、遠藤の相棒までも不透明となった。

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