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疲労で動き鈍く…本田ダメ出し「満足できない。何がと言われれば全部」

[ 2012年9月7日 08:28 ]

<日本・UAE>試合後、岡崎(右)に話し掛ける本田

キリンチャレンジカップ2012 日本1―0UAE

(9月6日 新潟・東北電ス)
 ザックジャパンはUAEに1―0で辛勝した。後半24分、FWハーフナー・マイクが決勝点を決めて国際Aマッチ3試合ぶりに勝利。本田圭佑(26=CSKAモスクワ)は「結果としては勝ったのでまあまあ」と勝利を評価しながらも、「内容は満足なんかできない。何がと言われれば全部」と試合内容に苦言を呈した。

 試合後、「一つ一つのプレーの質や量、戦術、クオリティーが普通になった」と低調な内容に言及した本田。苦戦の原因の一つには疲労を挙げた。欧州組は移動距離が長く、国内組は夏場の過密日程をこなしてきた。さらに、この日の新潟は気温24・6度、湿度80%の過酷な条件。選手の動きが悪かった。

 「俺が2、3回ボールを持たないと(パスを)さばけなかった。前を向いているのがマイク(ハーフナー)しかいなかった。(味方のポジションが)3、4メートルイメージよりも後ろだった」。自身がボールキープしているときの、両サイドバックやボランチを含めた周囲の上がりが遅れていたことを指摘した。そのため日本が得意とする素早いパス回しが機能せず、相手を崩しきれなかった。

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