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ザック監督 あくまで本田がトップ下「頼りにしている」

[ 2012年8月31日 06:00 ]

イラク戦に向けての会見をするザッケローニ監督

キリンチャレンジ杯・UAE戦、W杯アジア最終予選・イラク戦

 運命のイラク戦も攻撃の全権は本田圭佑に託された。個人について語ることの少ないザッケローニ監督だが、本田のポジションのことになると突如、冗舌になった。

 「イラク戦でも本田を頼りにしている。本田はトップ下が適性だ。そこが彼のポジション。自由に動き回れるし、コンディションの良さは認識している」と明言。絶大の信頼ぶりをうかがわせた。

 今季の本田はCSKAモスクワでもトップ下に入り、既に公式戦で3得点2アシストと好調だ。日本代表でも15日のベネズエラ戦ではシュート7本、終盤には1トップにも対応し、抜群の存在感を見せた。名門マンチェスターUでトップ下を務める香川真司もいるが、指揮官の選択はトップ下に本田、左MFに香川がベスト布陣だ。

 イラクについては「W杯出場国の候補。対戦相手の監督(ジーコ)は経験もあり、日本をよく知っている」と予選B組の中でもっとも警戒心を強める。その分、司令塔に対する期待感も高まっている様子だ。モヒカン頭の司令塔を中心とする“本田ジャパン”で難敵を撃破する。

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2012年8月31日のニュース