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U―23関塚監督 退任会見「やれることはやり尽くした」

[ 2012年8月31日 06:00 ]

花束を手に最後のあいさつをする関塚監督

 ロンドン五輪で4強入りしたU―23日本代表の関塚隆監督(51)が契約満了に伴い退任することになり30日、東京都文京区のJFAハウスで会見を開いた。

 10年9月に就任し、選手の招集や日程の問題などで苦労も多かったが、チームを一つにまとめ五輪では4強入り。メダル獲得はならなかったが「A代表の方で悔しさを取り戻してほしい。(14年W杯)ブラジル(大会)で(A代表に)名を連ねることが僕らの望んでいること。自分のやれることはやり尽くした」と晴れやかな表情で教え子にエールを送った。兼務していたA代表のコーチも退任する。

 鹿島、G大阪や中国のクラブが招へいに興味を示しているが、年内は講演やテレビ解説などを行う予定。「またどこかで監督をやりたい」と現場復帰に意欲を示しながら、「A代表の監督は?」との質問には「まずは他のところで結果を出さないと」と指導者としてのさらなる成長を誓った。

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2012年8月31日のニュース