×

ヤングなでしこ、韓国下し初4強!柴田2発!田中陽は4戦連発

[ 2012年8月30日 21:22 ]

<日本・韓国>前半、3点目のゴールを決め、柴田(14)と喜ぶ田中陽

 サッカーのU―20女子W杯は30日、東京・国立競技場で準々決勝2試合を行い、U―20女子日本代表「ヤングなでしこ」は韓国を3―1で下し、初の4強入りを決めた。9月4日の準決勝では、31日に行われるドイツ―ノルウェーの勝者と対戦する。

 日本は1次リーグ全3試合で得点した田中陽をはじめ、MF田中美、猶本らが先発。1トップにはFW西川が入った。

 日本は前半8分、西川がDFの裏に抜けた柴田へ絶妙のスルーパス。GKが飛び出しところに柴田が冷静に流し込んで先制。その7分後、チョン・ウナにヘッドで同点弾を決められたが、19分にペナルティーエリア付近でボールを受けた柴田が持ち込み、左足で豪快な勝ち越しゴール。さらに37分には右サイドを崩し、最後はDF高木のマイナスのクロスを田中陽が右足で合わせ、貴重な追加点を奪った。

 後半は追加点を奪えず、韓国にゴールを脅かされる場面もあったものの、そのまま逃げ切り。2010年U―17W杯決勝で敗れた“借り”を返した。

 1次リーグでは、日本はA組を2勝1分けの勝ち点7で1位通過し、韓国はB組でナイジェリアに次ぐ2位だった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月30日のニュース