鮫島、仙台の合宿に本格合流…２８日実戦デビュー

同僚と笑顔で調整する鮫島

　フランス１部モンペリエからなでしこチャレンジリーグの仙台に移籍したなでしこジャパンのＤＦ鮫島彩（２５）が２７日、関東地方で始まった合宿に参加し、チーム練習に本格合流。紅白戦で連係などを確認した。

　２１日の移籍会見で攻撃的に生まれ変わることを宣言した通り１５分×３本の紅白戦ではサイドバックではなくサイドハーフとしてプレー。１、２本目は左、３本目は右に入り「ＤＦが上がってくるタイミングを意識した。その分、自分がゴールに向かう姿勢は少し足りなかった」と振り返った。

　２８日には神奈川県リーグのノジマステラ神奈川と練習試合を行うが、いきなり実戦デビューすることになった。千葉監督は「先発かどうかは分からないけど使います。右か左か、どちらが合っているのか見極めたい」と起用を明言した。

　合流２日目での実戦デビューは即戦力としての期待の表れ。「自分で（仙台では）ゴール前のプレーを見せたいと言った以上、ゴールに絡まなければいけない。シュートも打ちたいし、点も決めたい」と鮫島。まずはあいさつ代わりのゴールを披露する。