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ルーニー重傷2カ月離脱…香川“オレが引っ張る”

[ 2012年8月28日 06:00 ]

 右太腿に裂傷を負ったマンチェスターUのFWウェイン・ルーニー(26)の離脱期間が2カ月に及ぶ可能性が出てきたと27日付の英紙デーリー・テレグラフが報じた。25日のフルハム戦で負傷した直後にファーガソン監督は全治1カ月という見通しを示していた。

 しかし試合後に約15センチの縫合手術を受けたルーニーは26日に退院したものの回復次第で再手術の可能性があるという。同じく全治2カ月の可能性に言及したサン紙は相手選手にスパイクで踏まれた傷は骨まで達していたと伝え、2カ月離脱する場合の欠場試合数が14試合になると指摘した。

 ルーニーの離脱長期化はMF香川真司にとって追い風となる。今後はフルハム戦で試された1トップのファンペルシーの背後に香川が入る布陣が軸となる可能性が高い。27日付の英紙デーリー・ミラーは第2節のベストイレブンに選出。デーリー・メール(電子版)はインタビューを掲載するなど日本代表MFは英国内で注目の存在だ。

 インタビューの中で「チームはサイドに展開することが多いので、チームメートにはさまざまなエリア、角度から僕にボールを集めてほしい。僕を信頼してほしい」とコメントした香川がルーニーに代わって名門を引っ張っていくことは間違いない。

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2012年8月28日のニュース