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4強懸け再戦も!佐々木監督「次は食らいついて粘れる」

[ 2012年7月21日 06:00 ]

<日本・女子フランス>指示を出す佐々木監督

国際親善試合 日本0-2フランス

(7月19日 フランス・パリ)
 手応えをつかみたかった五輪前最後の試合で完敗した。世界ランクでは3位の日本に対し格下の6位。そのフランスに見せつけられたのは高い個人能力に組織を加えたハイレベルなサッカー。佐々木監督が「女子サッカーの模範になるチーム」と絶賛していた通りだった。

 立ち上がりから防戦一方。前半12分までに3本もシュートを打たれ、前半24分にはサイドチェンジからドゥリにDFの裏を取られて失点。後半28分に左CKから1メートル87のルナールに頭で決められたシーンは「3階からヘディングされている感じだったね」と冗談まじりに振り返るしかなかった。

 「やっぱりフランスは強かった。でもこれを機に、いい準備をすれば次にフランスとやるときは食らいついて粘れる自信がある」。日本が1次リーグF組を1位通過すると準々決勝でG組2位と対戦する。G組は強豪の米国とフランスが同居。つまり日本は4強を懸けてフランスと戦う可能性が高い。指揮官の言葉の真偽はそこで判明する。

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2012年7月21日のニュース