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なでしこ弱点克服へ カギは「裏にロングボール」

[ 2012年7月6日 06:00 ]

 ロンドン五輪を目指すなでしこジャパンの海外組が5日、都内で合同練習を行い、視察した佐々木則夫監督(54)は立ち上がりの弱さ克服へロングボールの重要性を説いた。

 6月18日の米国戦では、前半の10分間で2失点を喫し1―4と大敗。五輪本番では一つの失敗が命取りとなるだけに、9日から関東近郊で行われる国内合宿では修正に着手する。指揮官は「(対策は)簡単だよ。立ち上がりでもシンプルに相手の裏にロングボールを蹴って、相手に裏を向かせる」と余裕の表情。合宿に向けても「なでしこリーグでも立ち上がりからロングボールを蹴るチームはあまりないから、その意識付けをしていきたい」と話した。弱点を一つずつ克服し、金メダル獲得へと近づいていく。

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2012年7月6日のニュース