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負傷の京川にささげた…INAC神戸 川澄PK弾で頂上対決勝利

[ 2012年6月10日 14:30 ]

<日テレ・INAC神戸>後半、PKを決めガッツポーズをするINAC神戸・川澄

なでしこリーグ第9節 INAC神戸1―0日テレ

(6月10日 国立)
 なでしこリーグ第9節の5試合が10日、各地で行われ、首位のINAC神戸は2位・日テレに1―0で勝利。8勝1分けで勝ち点を25に積み上げ、日テレとの差を5差に広げた。

 INAC神戸は後半15分、FW川澄が自ら獲得したPKを冷静に左隅に決めて決勝点。GK海堀は好セーブを連発し、日テレの攻撃陣を完封した。1万6千人を超える観客を集めた首位攻防戦を制し、川澄は「ホッとした」と笑顔。「どこが相手でもやることは変わらない。相手が2位で、勝ちにはこだわったが、リーグ戦18試合のうちの一つ」と言い切った。

 試合前後には、5月13日の伊賀戦で左膝前十字じん帯断裂などの重傷を負ったFW京川の背番号「14」がプリントされたTシャツを着用したINAC神戸の選手たち。MF沢は「今日の勝利を京川に早く伝えたい」と話し、全治まで最短でも6カ月と復帰を目指して長いリハビリを続ける未来のエースに勇気を送った。

 岡山湯郷はAS狭山を1―0で退け、勝ち点19で3位。浦和は福岡ANと1―1で引き分けて同16となった。千葉は新潟に1―0で、伊賀は大阪高槻に2―0で勝った。

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2012年6月10日のニュース